- 住宅ローンは年収の何倍が理想?
- 手取りの何倍までなら余裕で返せる?
住宅ローンを組むときに「無理なく返せる額」を考えることは重要です。
返済計画を立てずに借りられるだけ借りると、将来的に返済が厳しくなったり、学費や娯楽に充てられる資金が少なくなったりと、マイホームで後悔する可能性があります。
一般的に、住宅ローンは年収の5倍までが理想と言われています。
一方で、理想の借入額と審査に通るかは別問題のため、いくら借りるかをイメージしたら、モゲチェックの「住宅ローン診断」で審査に通る確率も確認しておきましょう。
あなたにぴったりの銀行もランキングで示してくれるので、少しでもお得に住宅ローンを借りたい方も試してみてください。
住宅ローンは年収の何倍が理想?
住宅ローンは、年収の5倍までが理想と言われています。
借入時の年齢や扶養家族の人数によって適正額は変わってきますが、30代であれば年収の5倍を借入額の目安に考えてみましょう。
年収別の住宅ローンの理想(年収の5倍)は、以下のとおりです。
年収 | 借入額 |
---|---|
400万円 | 2,000万円 |
500万円 | 2,500万円 |
600万円 | 3,000万円 |
700万円 | 3,500万円 |
800万円 | 4,000万円 |
900万円 | 4,500万円 |
1,000万円 | 5,000万円 |
1,100万円 | 5,500万円 |
1,200万円 | 6,000万円 |
年収600万円の場合、3,000万円以内の住宅ローンであれば余裕を持って返済可能です。
年収800万円で4,000万円、年収1,000万円で5,000万円のように、年収×5で理想となる目安の金額を計算できます。
もちろん同じ年収でも、25歳と45歳では理想の借入金額は変わってきます。
そのため年収倍率と合わせて、年収に対する返済の割合の返済比率も確認しておきましょう。
年収800万円で4,000万円を年利1.3%で借りた場合の返済比率は、以下のとおりです。
返済年数 | 返済比率 |
---|---|
20年 | 28.4% |
25年 | 23.4% |
30年 | 20.1% |
35年 | 17.9% |
40年 | 16.1% |
一般的に、返済比率は20~25%が適正と言われており、20%ぐらいに留めておくのが理想です。
今回のケースでは、30年返済を選ぶと理想的な返済比率になります。
一方で、借入時の年齢によっては30年返済では退職時のローン残高が大きく、60歳以降の返済が厳しくなることが考えられます。
住宅ローンは年収の何倍が理想かをまとめると、以下のとおりです。
- 住宅ローンの借入額は年収の5倍まで
- 返済比率は20%以下
- 定年退職時に完済できる
この3つに当てはまるように住宅ローンを計画すると、返済が厳しくなるリスクは抑えられます。
ご自身の希望額が理想の条件を満たしているかどうか確認するには、まずは住宅ローンのプランを手に入れましょう。
モゲチェックでは、完全無料であなたにぴったりな住宅ローンのプランがもらえるので、住宅ローン診断を受けてみてくださいね。
住宅ローンの返済比率は手取りの何割が理想?
一般的に、銀行が住宅ローンの審査に用いる返済比率は、手取りではなく額面です。
一方で、家計のやりくりと合わせて返済計画を考えるときは、返済比率を手取りで計算するのがおすすめです。
例えば、月の手取りが45万円の4人家族の家計を見てみましょう。
支出項目 | 費用 |
---|---|
住宅ローン | 12万円 |
食費 | 8万円 |
水道光熱費 | 2万円 |
通信・交通費 | 5万円 |
教育費 | 5万円 |
被服・美容費 | 2万円 |
娯楽費 | 4万円 |
医療・保険費 | 2万円 |
その他 | 5万円 |
合計 | 45万円 |
45万円の手取りに対して、住宅ローンの月々の支払いが12万円の場合、手取り月収における返済比率は26.6%です。
この家族でボーナス支給がない場合、手取り年収は540万円・返済比率26.6%で、貯金がほぼできず大きな出費に対応しづらくなります。
一方で、年2回2ヶ月分(手取り90万円分×2)のボーナスが出ると、手取り年収は720万円で、返済比率は20%になります。
ボーナス分の年180万円を貯蓄や不足分に回せるので、余裕がある金額と言えるでしょう。
家族構成や固定費などによっても変わりますが、手取りの返済比率が25%を超えると、日々の暮らしはカツカツではないものの貯金が難しい状態です。
一方で、返済を手取りの20%ほどに留めておくとある程度の貯金ができ、まとまった学費や海外旅行、老後の資金も計画できます。
「余裕がある状態」や「理想の暮らし」は家庭によって違うため、生活に必要な費用を書き出して、住宅ローンの返済に充てられる金額を考えてみるのもおすすめです。
住宅ローンは年収の何倍まで借りられる?
住宅ローンは無理なく返せる借入額が大切であるものの、理想のマイホームを叶えるためには資金も必要です。
理想の借入額を見て、中には「もっとたくさん借りたい」と感じた方もいるでしょう。
住宅ローンの審査の基準では、年収の7~8倍まで借りられるケースがあります。
借入時の年齢が20~30代で給与が上がることが予想される場合には、やや無理をした年収倍率での住宅ローンも検討できます。
年収倍率8倍の借入限度額は、以下のとおりです。
年収 | 借入額 |
---|---|
400万円 | 3,200万円 |
500万円 | 4,000万円 |
600万円 | 4,800万円 |
700万円 | 5,600万円 |
800万円 | 6,400万円 |
900万円 | 7,200万円 |
1,000万円 | 8,000万円 |
1,100万円 | 8,800万円 |
1,200万円 | 9,600万円 |
年収600万円の理想の借入額は5倍の3,000万円でしたが、4,800万円ぐらいまで借りられる可能性があります。
一般的には返済の負担が大きいと言われる金額であるものの、返済できる計画があれば申し込みをしてみるのがおすすめです。
もちろん、年齢や職業、扶養家族の人数などによっては、8倍の審査が通らないこともあります。
- いくらまで借りられるのか
- 希望の金額で審査に通る確率はどれぐらいか
これらが知りたい方は、まずはモゲチェックで試してみるのがおすすめです。
5分ほどの情報入力で、あなたにおすすめの住宅ローンや審査に通る確率が分かります。
モゲチェック限定の特別金利もあるので、少しでも月々の返済を抑えたい方もまずは住宅ローン診断を受けてみましょう。
余裕を持って住宅ローンを返済するための5つのポイント
余裕を持って住宅ローンを返済するためには、以下の5つのポイントが重要です。
それぞれを順番に解説します。
住宅取得やローンにかかる諸費用を把握する
マイホームの購入や住宅ローンの契約には、諸費用がかかります。
一般的に、注文住宅を建てるときの諸費用は10%程度と言われており、5,000万円の家を買うなら別途500万円ほどが必要です。
諸費用を把握していない場合、住宅ローンの借入額を年収の5倍に抑えたにも関わらず増額せざるを得なくなったり、残しておくべき貯金を崩すことになったりと、最初から苦しい返済計画となります。
具体的に、住宅取得でかかる諸費用は以下のとおりです。
- 売買契約の仲介手数料
- 登記費用
- 不動産所得税
- 契約印紙代
- 住宅ローンの保証料や手数料
- つなぎ融資の利息
- 火災保険
必ず必要になる費用も多いため、マイホームの金額に10%の諸費用は加算して資金計画をしましょう。
諸費用分10%は頭金として貯蓄しておくと、支払が急にやってきても焦らずにすみます。
固定資産税やマイホームの維持費を考えておく
マイホームを手に入れると家賃はかかりませんが、固定資産税やマイホームの維持費は必要です。
- 固定資産税:5,000万円の家で年10~20万円
- 維持費:設備の交換や住宅の修繕を見越して積み立て
これらを計画しておかないと、支払いが重なったタイミングで返済が厳しくなります。
特に、エアコンや給湯器などの設備は10年目以降に故障することが多く、それまでに交換の費用を見越して貯金しておくのがおすすめです。
変動金利のシミュレーションの際には金利上昇を加味する
住宅ローンで変動金利を選んだ場合、当初の金利だけでなく金利が上がったときのシミュレーションもしておきましょう。
同じ金額のローンでも、金利が変われば総支払額や月々の返済額も大きくなる可能性があります。
5,000万円の住宅ローンを35年返済したときの、金利別の返済は以下のとおりです。
金利 | 毎月の返済 | 総返済額 |
---|---|---|
0.8% | 13.7万円 | 5,734万円 |
1.3% | 14.8万円 | 6,226万円 |
1.8% | 16.1万円 | 6,743万円 |
当初の金利が0.8%の場合は返済額が13.7万円ですが、金利が上がると総返済額や月々の金額が上がります。
住宅ローンを借りてすぐに金利が2倍になるケースは稀であるものの、すぐに金利が上がっても返済できるかを念のために考えておくのが理想です。
余裕を持って返済するなら、契約の金利より0.5~1.0%上がったパターンのシミュレーションもしておきましょう。
収入が減少したときのリスクを考えておく
住宅ローンの返済が厳しくなるのは、収入が減少したときです。
特に、産休や育休で世帯年収が減ることは多く、ペアローンの場合でも1人の収入で返していける借入額に留めておくのが理想です。
子供がいない共働き夫婦の場合、夫の収入のみで返済できる額でローンを計画し、妻の収入は貯蓄や繰り上げ返済に充てると将来のリスクを抑えられます。
余裕を持った返済計画にしておくと、急な収入減少にも対応しやすいです。
ゆとりの資金は積極的に繰り上げ返済する
住宅ローンを組む年齢や返済年数によっては、定年退職の時点でローンが残ります。
退職後も同じ金額の返済を続けるのは負担が大きいため、繰り上げ返済をして返済期間を短縮しておきましょう。
住宅ローンの利息は残高に対してかかるので、序盤に繰り上げ返済をするほどお得になります。
住宅ローン控除の恩恵を最大限に受けたい場合、10年(または13年)までは貯蓄を増やし、ローン控除が受けられなくなったタイミングで一気に繰り上げ返済するのもよいでしょう。
特に返済年数を長めにしている方は、退職時の残高を少しでも減らせるように計画すると安心です。
理想の住宅ローンの借入額についてよくある質問
理想の住宅ローンの借入額についてよくある質問に答えます。
住宅ローンが年収の10倍まで借りられる銀行はある?
一般的に、住宅ローンは年収の7~8倍までしか借りられません。
ただ、以下のようなケースでは年収の10倍まで住宅ローンを借りられる可能性があります。
- 収入合算はしないが同居家族に収入がある
- 頭金とは別に預貯金が十分にある
- 給与が上がることが確定している
産休や育休で一時的に収入が減っていた場合などは、復帰後のみなし年収で審査をしてもらえることもあるため、銀行に相談してみましょう。
公務員は一般企業より住宅ローンを借りやすい?
公務員は一般企業に比べて安定して昇給しやすく、企業のように業績によって雇用や賞与が左右されません。
安定感のある職業であるため、住宅ローンを借りやすく、同じ年収の他業種と比べて借入可能額が高くなる傾向です。
公務員以外にも、従業員数が多い大企業の方が、中小企業よりも審査に通りやすくなります。
住宅ローン6000万の頭金いくら?
一般的に、住宅ローンの頭金は10~20%ほど用意すべきと言われています。
6,000万円の家を買う場合、600~1,200万円ぐらいの頭金が目安です。
頭金は多いほど借入額を抑えられるので、理想である20%を目指して貯蓄を増やしましょう。
年齢が若い場合はまだ貯金が少なく、フルローンを選んで返済期間を長くする方もいます。
住宅ローンの理想の借入額についてまとめ
住宅ローンの理想の借入額について解説しました。
最後にもう一度、余裕を持って返せる計画を確認しておきましょう。
- 住宅ローンの借入額は年収の5倍まで
- 返済比率は20%以下
- 定年退職時に完済できる
理想の条件を満たしているか確認するには、住宅ローンのプランを手に入れる必要があります。
モゲチェックでは、完全無料であなたにぴったりな住宅ローンのプランがもらえるので、住宅ローン診断を受けてみましょう。